米国政府は、ブラジルが国内最大級の犯罪組織2団体の台頭を抑えられなかったとして批判を強めた。ワシントンはPrimeiro Comando da Capital(PCC)とComando Vermelho(CV)をテロ組織とみなし、薬物流入を減らすための具体的な措置を求めている。
指定でルールが変わる
新指定により、米当局は金融制裁を科し、口座を凍結し、メンバーや関係者の米国入国を制限できるようになる。この措置は、従来の通常警察捜査に限られていた行動範囲を拡大する。
ブラジルは流通拠点と見なされる
国務省の報告書は、ブラジルを欧州・アフリカ・アジア向けコカインの主要輸出拠点と指摘している。文書によると、大規模なカルテル対策作戦の不在が、近年同国がこの地位を固めることを許したという。
成果を求める
公式声明で米国政府は、ブラジリアが組織の金融・物流基盤を解体するための「強力な措置」を十分に講じていないと述べている。今後数週間以内に進展がなければ、新たな貿易・ビザ制限が発表される見通しだ。
- 幹部や関連企業への直接金融制裁
- 家族・関係者へのビザ制限
- 提携国との情報共有拡大
この問題は今後数カ月予定の二国間会談で再び議題となる。